+++徒然かたり+++嵐・大野智さん

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大野智『FREESTYLE』個展

2月26日(火)待望の大野さんの初の個展『FREESTYLE』に行ってきました。

まず、展示スペースに入る手前、右側に《ごあいさつ》と掲げられたボードに大野さん自身の言葉がありました。
今回、予想を上回る盛況ぶりに、ファンも、おそらくご本人も戸惑いもあったと思います。

「ファンの子に見て欲しい」「大野くんが10年間あたためて来た作品を見たい」
根本は、ただそれだけのお互いの純粋な気持ちなのに、ここまでオオゴトになると、悔しい悲しい想いをしたファンの感情や、マスコミの反響・事務所の対応などの事情が渦巻いて飲み込まれそうになります。

でも、その入口の大野さんの言葉には、原点がありました。
「これが僕が好きでやってきたことです。これを見て、みんなが何かを始めるきっかけになったり、自分の“好き”を振り返る機会になれば。作品をみて笑ってやってください」
みたいな言葉が書かれていたと思う。




今回、大野さん自ら発信した個展開催を事務所が承諾したからには、多くのスタッフや大きな力が動くわけだから、いくら入場無料といっても、事務所的にホントに無償のわけにはいかない。
新曲のキャンペーンとタイアップさせたり、大々的にマスコミに取り上げてもらうのは当然だし、10周年を目前に嵐としてのグループ力・プロフィールの底上げになるのは間違いない。
マスコミの反響がよかったのはファンとしても嬉しく誇らしいことだった。
でもマスコミがいう「先生」「アーティスト」「美術界にデビュー」という気取りではなく、作品集のインタビューにもある「好きだから」「単純に見て欲しい」本人のそんな気持ちが個展会場には溢れていた。

1つずつ並べられたフィギュアは、作品集を見たときにも驚いたけど、同じ型でも、ひとつひとつ異なる瞳の入れ方・歯の描き方などで、黒人が日本人にも男性にも女性にも道化師にも表情を変える。
私服のセンスを疑われている大野さんだけど(笑)、フィギュアの帽子や髪の毛のデザインや素材の豊富なアイディアに舌を巻く。
以前、テレビのトーク番組で黒人フィギュアの写真を初披露された時に、勝手に等身大の頭を想像していたので、個展ニュースの新聞記事で指の間に挟まっているのを見たとき、予想よりちゃちいものだと思ってしまった。
でも作品集を手にした時、木漏れ日を浴びて命を吹き込まれたフィギュアの表情と大野さんのコメント(P19)を見て「ああ、こういうことなんだ」と涙が出た。
実物のフィギュアも、同じ目の高さで向かい合って覗き込んでいると、「こうやってオフの時間にこの小さなフィギュアに向き合って、ひとつひとつ命を吹き込んでいるんだなぁ」と想像すると、自然とこちらも笑顔になった。

実物の絵画は写真集ではわからない、細かいタッチや色合いが圧巻だった。
椅子のオブジェのデザインもスゴイ。
確か、06年夏のコンサートやラジオで「今、椅子を造ってる」って聴いた時、凡人の私には日曜大工的な椅子しか思い浮かばなかったもん。
そういえば、昨年秋ごろのラジオで万年筆の話題になった時、「自分も最近、絵を描くために万年筆を使う。いろいろな細かい画を描いている」って言ってたのが「タツノオトシゴ」だったんだね。
それから『ガマドン』
ガマドンはもっと作品集にいろんな角度から載せて欲しかった。
金色のマントがソロコンのオープニング衣装のイメージとだぶって、私にはガマドンが「智」に見える。
自転車のチェーンとか廃材とか全体的にはイカついんだけど、近づいてよく見ると、胸のマイクやS字型のペンダントチャームが、ラインスストーンでデコレーションされていたり、膝の辺りで籠に入ったキタキツネ飼ってたり、腿の横っちょにロボット型の熊ちゃんがついてたり、なんかとっても癒し系(笑)
「Johnny's web 智のひととき」の原画も飾ってあった。
そのシュールな絵とタイトル、さすがだ。思いっきりニンマリ笑ってVサインを出しているオッサンの肩越しに小っちゃいオッサンが顔をのぞかせている絵、タイトル「ふたりです」には噴出してしまった。
やっぱりこの人、そうとう面白い。色指定に「オヤジ肌色」ってあった気がしたけど、どんな色味の肌色だ?

作品を展示するだけでなく、「材料もどこにでもあるものだよ」という言葉どおり、絵の具の他、母ちゃんの知り合いにもらったという皮の切れ端やファーやビーズセットなどの女の子の手芸材料のような素材や、フィギュアの失敗作なども展示してあって、「こんなことをやっているんだよ」というのを伝える空間になっていた。
それと小学生の頃の展示コーナーも楽しかった。鉛筆書きの幼い字だからはっきり読み取れなかったけど、絵も字も文体も年齢のわりにしっかりしている印象。
この人は、親の愛情をよくわかっていてしっかり受け止めることができる。人間の根本ってやっぱりそこに尽きると思う。

作品のクオリティは、素人の私から見れば素晴らしいものだ。
でも技術的、専門的にどうなのか、と言われたらわからない。
でもこれだけは言える。
大野さん個人、そして嵐の5人としても、もちろん言えることなのだけど、
いつだって彼らの見せてくれるものは「想像以上」なのだ。
「期待以上」という言葉を使うと、自分の期待値が低いことになってしまうので、ライブでもなんでも
「期待通り!」の満足感を与えてくれる。
そしてその中身は「想像以上!!」ってこと。

今回の個展、一般の人にも大野さんの才能を広く知って欲しいという気持ちはもちろんだけど、やっぱりまずは多くのファンに見て欲しい。
考えてみれば、昨年あたりから朝のラジオで趣味の絵の話などに触れると、「いつか必ず、みなさんにお見せしたいと思います」というようになった気がする。
ただ単に話を〆る時の常套句だと思ってたけど、本気だったんですね。
「大野くんは大野くんだからマイペースで」という気持ちで応援していても、夏のコンサートで他のメンバーが個人仕事の告知をしている時に、2年続けて大野さんはお着替えタイムだったり、近況がすべて粘土だったりで、実はちょっぴり寂しい思いをしていることも、ちゃんと本人はわかってくれていたようです。
そんな大野さんの思いも、今後個展の次期開催を待ちわびているファンの方々に届きますように。
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